オーディオファイルのスペック
AAC、MP3、WMAについて
再生できるAAC/MP3/WMAファイル(オーディオファイルと呼びます)およびメディアフォーマットには下記の制限があります。このスペックに準拠していないオーディオファイルは正常に再生できないか、ファイルやフォルダー名が正しく表示されない場合があります。
再生できるオーディオファイル
MP3 | 拡張子 | .mp3 |
---|---|---|
フォーマット | MPEG 1/2 Audio Layer 3 ファイル | |
ビットレート | 8~320 kbps / VBR(可変ビットレート) | |
サンプリング周波数 | 8/ 11.025/ 12/ 16/ 22.05/ 24/ 32/ 44.1/ 48 kHz | |
ジョイント ステレオ | ||
ID3 タグ(Ver.1) | Ver1.0/ 1.1(Title/ Artist/ Album) | |
ID3 タグ(Ver.2) | Ver2.2/ 2.3/ 2.4(Title/ Artist/ Album : イメージ表示はサポートしていません。) | |
WMA | 拡張子 | .wma |
フォーマット | Windows Media Audio に準拠したファイル (新しい機能が使われているWindows Media Audio 9およびそれ以降のバージョンは除く) |
|
ビットレート | 32~192 kbps / VBR(可変ビットレート) | |
サンプリング周波数 | 32/ 44.1/ 48 kHz | |
DRM ファイル | — | |
Professional | — | |
Lossless | — | |
Voice | — | |
WMA Tag (Content Description) | (Title/ Artist) | |
WMA Tag (Extended Content Description) | (WM/Album Title) | |
AAC-LC | 拡張子 | .m4a |
フォーマット | 拡張子が“.m4a” ファイルの AAC-LCフォーマットのものです。*1 | |
ビットレート | 8~320 kbps | |
サンプリング周波数 | 8/ 11.025/ 12/ 16/ 22.05/ 24/ 32/ 44.1/ 48 kHz | |
DRM ファイル | — | |
2 チャンネル | ||
マルチ チャンネル | — | |
ID3 タグ(Ver.2) | — | |
iTunes m4a メタデータ(曲情報) | (Title/ Artist/ Album) |
・オーディオファイル以外には拡張子を付けないでください。オーディオファイル以外のファイルに拡張子を付けて再生すると、大きな音が出てスピーカーを破損することがあります。
・コピープロテクト(著作権保護)されたファイルはプレイできません。
・エンコードソフトの設定やUSBデバイスの種類、記録状態によっては再生や表示ができない場合があります。
・圧縮フォーマットがバージョンアップされたファイルや、仕様が追加されたファイルは再生できない場合があります。
・オーディオファイルの状態によっては、演奏時間の表示がずれる場合があります。
・可変ビットレートのオーディオファイルでは、Supreme の効果がありません。
・*1 AACファイルはiTunesにてエンコードされたMPEG4 AACファイル(.m4a)に対応します。
再生可能なストレージメディアファイルシステム
CD-R/RW | ファイルシステム(Windows) | ISO 9660 Level 1/2 | |
---|---|---|---|
ISO 9660 Level 3 | — | ||
Romeo | |||
Joliet | |||
ロングファイルネーム | |||
ファイルシステム(Macintosh) | — | ||
ファイルシステム(UNIX) | — | ||
マルチセッション | *1 | ||
USBデバイス | ファイルシステム(Windows)*2 | FAT16 | |
FAT32 | |||
ファイルシステム(Macintosh) | — | ||
ファイルシステム(UNIX) | — |
・ライティングソフトウェアのクイックフォーマットで作成されたCD-RWは再生できません。
・CD-R/RWにディスクの最大容量まで一度に記録するには、ライティングソフトウェアの設定を"Disc at once"にしてください。
・CD-R/RWのファイルシステムはJolietを推奨します。他のファイルシステムでは環境によって文字化けする場合があります。
・*1 CD-DA/オーディオファイルの混在ディスクでは、最初に記録した方式のみ再生します。
・*2 Multi Partition : 非対応(USBデバイスの中には、WindowsOS上で、認識できない"Multi Partition" が存在している場合があります。)
・ライティングフォーマットをCD-ROM MODE 2(XA) で記録したCD-R/RWが再生できない場合は、CD-ROM MODE 1で記録してください。
ファイルおよびフォルダの階層構造
CD-R/RW | 最大ディレクトリ階層 | 8 |
---|---|---|
最大フォルダ数 | 50 | |
1フォルダ中の最大ファイル数 | 255 | |
最大ファイル/フォルダ数 | 512 | |
USBデバイス | 最大フォルダ階層数 | 8 |
最大フォルダ数(1デバイスにおける)*1 | 255 | |
最大ファイル数(1フォルダにおける) | 255 | |
最大ファイル/フォルダ数(1デバイスにおける) | 65025 |
・ファイルの階層やフォルダ構造など記録状態によって、再生が始まるまでに時間がかかる場合があります。
・*1 最大フォルダ数はルートを含みます。パソコン上ではフォルダ数が1つ少なくなります。
表示できる文字数
ファイル/フォルダ名 | 64 文字(Joliet: 32 文字) | |
---|---|---|
MP3 ID3 タグ | Ver.1.x | 30文字 |
Ver.2.x | 60文字 | |
WMA コンテンツ プロパティ | 60文字 | |
AAC 曲情報 | 60文字 |
・文字数は1バイト文字の場合です。
・ファイル/フォルダ名の表示数には拡張子も含まれます。
・本機は次のMP3 ID3 タグのバージョンの表示が可能です。バージョン1.0/ 1.1/ 2.2/ 2.3/ 2.4
・AAC ID3 タグは表示されません。
オーディオファイルをプレイする順番
・オーディオファイルはライティングソフトウエアで記録された順序で再生されます。ファイル名の最初に"01"から"99"などの番号を付けると、再生順序を変更することもできます。
・オーディオファイルはファイル名順で再生されます。フォルダ内のファイルに番号を付けて記録すると、再生順序を指定することができます。(USBデバイス)
例
:フォルダ :オーディオファイル |
USBデバイスについて
USBデバイスを使うときのご注意
本機ではUSBポートを持つフラッシュメモリーやデジタルオーディオプレーヤーに記録されているオーディオファイルを再生することができます。(本サイトではこれらのデバイスをUSBデバイスと総称しています。)
ご使用になれるUSBデバイスや制限は以下の通りです。
使用できるUSBデバイス
USB規格 | USB 1.1 / USB 2.0 |
---|---|
転送速度 | フルスピード(12 Mbps Max.) |
USBクラス | マスストレージクラス |
USBサブクラス | SCSI |
プロトコル | Bulk Only |
供給電流 | 最大500 mA |
・「USBマスストレージクラス」
特別なドライバーやアプリケーションソフトを使用せずに、外部ストレージとしてPCが認識できるUSBデバイスです。
・使用するUSBデバイスがUSBマスストレージクラス規格に対応しているかは、USBデバイスの販売メーカーにお問い合わせください。
・上記外のUSBデバイスを使用すると、オーディオファイルのプレイや表示が正常にできないことがあります。
また、上記規格に準拠したUSBデバイスを使用していても、USBデバイスの種類やコンディションになどにより、正常にプレイできない場合があります。
・USBデバイスによっては、機能が一部制限される場合があります。
・すべてのUSBデバイスに対して、動作や電源供給を保証するものではありません。
USBデバイスの接続について
・USBデバイスを直接本機のパネルのUSBコネクターに接続しないでください。USBケーブルを使って接続してください。
・USBケーブルを延長してUSBデバイスを接続するときは、CA-U1EX(別売品)の使用を推奨します。
・USB規格以外のケーブルを使用した場合は動作保証できません。ケーブルの総延長が5m以上になると正常にプレイできない場合があります。
・USBハブを介してUSBデバイスを認識させることはできません。
・運転の妨げにならない所にUSBデバイスを置いてください。 ・USBデバイスを長時間車内に放置しないでください。直射日光や高温などで変形やダメージのおそれがあります。 ・本機でお使いになるオーディオファイルのバックアップをしてください。USBデバイスの操作状況によっては、ファイルが消去されるおそれがあります。 ・USBデバイスを使用しないときは、コネクターのキャップをつけておいてください。 |
USBデバイスの操作について
・USBデバイスの操作は、注意事項などがある場合を除いて、オーディオファイルの操作と同じです。