デジタルオーディオレコーダー「MGR-A7」
「MGR-A7 ファームウェア」アップデート
ファームウェアのアップデートを行った後にレコーダーの設定メニューより内蔵メモリのフォーマットを行う必要があります。
フォーマットを行うと内蔵メモリに保存されているデモ曲を含めた全てのファイルが消去されます。アップデートを行う前に必ずバックアップを取ってください。
なお、DRMで保護された曲はフォーマットを行った後に、Windows Media Playerを使って再度転送を行ってください。
ファームウェアのアップデートには、デジタルオーディオレコーダー MGR-A7(以下、レコーダーと表記)の内蔵メモリーに空き容量が10MB以上必要です。
以下はお客様によってファームウェアのアップデートを行っていただくための内容です。ファームウェアアップデート時に、万が一、エラーが発生するとレコーダーが起動しなくなる恐れがありますので、注意事項などをよくお読みいただいた上で、ファームウェアの変更を行っていただきますようお願い申し上げます。
ファームウェアアップデート作業時には、付属のACアダプターを使用してください。

ダウンロードページへ進むためにはパスワードの入力が必要です。
パスワードにはレコーダーのシリアルNo.を 半角数字で入力してください。

【シリアルNo.の確認方法】
レコーダー背面に貼られている銀色のシールに記載されている8桁の数字(********)が、シリアルNo.です。
kwmdfw4.dat (バージョン 80911a) ファームウェアアップデート・プログラム [約1.4MB]
内容 : このファームウェアアップデート・プログラムでは「80627a」から以下の改善がされています。
(1) USB1.1規格のホスト機器との接続互換性を改善しました。
(2) 一部のタグ情報が正しく認識・表示されない症状を改善しました。
 
更新履歴 : バージョン80627a・・・「80508a」から以下の改善がされています。
(1) 優先ドライブ設定機能にUSB接続時のフルスピードモード(USB1.1互換)固定に出来る設定を追加しました。
(2) 一部のタグ情報が正しく認識されない症状を改善しました。
バージョン80508a・・・「80407a」から以下の改善がされています。
(1) 本機のマイクやライン入力端子から録音したファイルにはDC成分が含まれる場合があり、無音部分で編集や選曲操作を行うとノイズとして聞こえることがあります。録音の信号処理回路の設定を見直し、これらの症状を改善しました。
  バージョン80407a … 「80313a」から以下の改善がされています。
(1) ファイル削除・移動実行後の操作性を改善しました。
(2) バージョン80313aにおける、特定ファイル形式での早送り・早戻し動作を改善しました。
(3) その他 動作の安定性を向上させました。
  バージョン80313a … 「80122a」から以下の改善がされています。
(1) SDカード使用時のデータベース更新時間を改善しました。
(2) 弊社USBデバイス対応製品と接続した時のタイマー動作を安定させました。
(3) その他 動作の安定性を向上させました。
 

対象 : 「80122a」「80313a」「80407a」「80508a」または[80627a]バージョンのファームウェアをご使用のお客様。
ダウンロードページへ
 
【バージョン情報の確認方法】
レコーダーのホーム画面から「設定」を選択します。
「設定」の中の「システム情報」を選択します。
バージョン情報の確認方法
 
「システム情報」の中の「バージョン」を参照します。
バージョン情報の確認方法
【ファームウェアアップデート手順】
[1] レコーダーの電源をオフにします。
[2] SDカードが挿入されている場合は、外してください。
[3] レコーダーに付属のACアダプターのみを接続します。
[4] レコーダーとパソコンをUSBケーブルで接続します。
[5] レコーダーに保存されている音楽ファイル等(デモ曲も含め)をパソコンのHDDなどにバックアップを取ってください。
[6] マイコンピュータより、レコーダーのドライブ(内蔵メモリ:KENWOOD_DAP)を開き、ダウンロードした「kwmdfw4.dat」をルートディレクトリにコピーします。
※SDカードへアップデートプログラムをコピーしても、バージョンアップは出来ません。
  ファームウェアアップデート手順
ご注意:上図はレコーダーのドライブ(内蔵メモリ:KENWOOD_DAP)が「KENWOOD_DAP(F:)」の場合の例です。
   
[7] アップデートプログラムのコピーが終わりましたら、タスクバーの
  (1)[ハードウエアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、
ファームウェアアップデート手順
  ここをクリック
  (2)[USB大容量記憶装置デバイスを安全に取り外します]をクリックします。
ファームウェアアップデート手順
  ここをクリック
  安全に取り外せる状態を示すメッセージが表示されたら、本機をパソコンから取り外します。
   
[8] 自動的にレコーダーの電源がオフされるのを待ってから、電源をオンします。
[9] 自動的にファームウェアのアップデートが始まります。アップデートの更新には1分から2分程度かかります。
  ファームウェアアップデート手順
   
[10] ファームウェアのアップデート終了後、自動的に電源オフになります。
  ファームウェアアップデート手順
   
[11] レコーダーの電源をオンにして、内蔵メモリのフォーマットを行います。
取扱説明書のP.78、79を参照して実施してください。
[12] バージョンが変わっていることをご確認ください。【バージョン情報の確認方法】はこちらをご確認ください。
バージョンが変わっていない場合には、 【ファームウェアアップデート手順】の[1]からもう一度ファームウェアアップデートを行ってください。
[13] 必要に応じて、バックアップしておいたデータを転送、またはDRMで保護された曲を再び転送してください。
   
  以上でアップデートは完了です。
【機能追加のお知らせ】
以下の操作説明は、最新のファームウェア(80911a、あるいは80627a)にアップデートされていることを前提としています。(80122a,80313a,80407a,80508aバージョンをお使いの場合、以下の機能は使用できません。)必要に応じてファームウェアをアップデートしてからご使用ください。
 
「優先ドライブを設定する」の設定項目(操作3)が、下記の通り変更になりました。
本機がUSB対応ステレオまたはパソコンで認識されないときは、操作3で「*内蔵メモリ」または「*SDカード」を選択してください。通常は「内蔵メモリ」または「SDカード」を選択します。
 
優先ドライブを設定する(取扱説明書80ページ)
本機をUSB接続すると、内蔵メモリとSDカードは別ドライブとして認識されます。
USB対応ステレオに接続した際、内蔵メモリまたはSDカードのどちらか一方しか認識できない場合は、優先ドライブを変えることで、もう一方のドライブを認識できます。
【注意】 パソコンなど両方のドライブを認識できる場合、設定を変更すると表示されるドライブの順番が変わります。
1.ホーム画面から「設定」を選択します。
 
2.「優先ドライブ」を選択します。
 
3.内蔵メモリかSDカードか選択します。
「内蔵メモリ」または「SDカード」を選択します。
USB対応ステレオ機器またはパソコンで本機が認識されないときは
優先ドライブを「*内蔵メモリ」または「*SDカード」を選択します。
お買い上げ時の状態では、優先ドライブは「内蔵メモリ」に設定されています。
優先ドライブの選択が「*内蔵メモリ」または「*SDカード」のときに、本機をパソコンに接続すると「さらに高速で実行できるデバイス」のメッセージが現れることがありますが、本機の故障やデバイスドライバの誤認識ではありません。これは本機がパソコンとフルスピードモード(USB1.1互換)固定で接続しているためです。
 

メッセージの×をクリックしメッセージを閉じてご使用ください。