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本機では、さまざまなシーンでの録音を可能にするため、マイクゲインや録音レベル設定をはじめ、多数の設定が可能となっております。
ここでは、快適な録音のために、設定のコツをご紹介いたします。
三脚(別売り品)を使って、音源と近い高さで、音源の正面に本機を設置してください。 テーブルの上に置く場合は、テーブルからの反射音を抑えるために、ハンカチなどやわらかい布をテーブルの上に敷いてから本機を置くと効果的です。 また、ウィンドスクリーンを装着しておくことも、設置面からの反射音を抑える効果があります。
MIC REC LEVEL「MANUAL」をお勧めします。 MIC REC LEVEL「AUTO」の場合、自動的に音の大きさを一定にそろえますので、MANUALと比較して音の抑揚が弱くなる傾向があります。
レベルメーター表示が、-12dB?-6dB程度になるように、録音レベルツマミでレベルを調整します。 自分の演奏などを録音する際は、演奏リハーサル中に「自動録音レベル設定(録音スタンバイ状態でEDITキーを押す)」を行うと便利です。
低音から高音まで情報量豊かに録音したい場合には、3マイクステレオ録音がおすすめです。 低音、中低音のダイナミックな感じ、迫力のある雰囲気で録音したい場合は、2マイクステレオ録音をお試しください。
代表例として、いくつかの例を紹介します。
MIC REC LEVEL 「AUTO」 で録音すると、小さな声、大きな声の差が少なく録音できます。 組合せで、録音EQを「VOICE」にすると、さらに声を強調した音で録音できます。
マイクゲインをLowに設定します。 屋内でも、ウィンドスクリーン(付属)を装着します。 REC LEVEL :MANUAL で、PEAKを超えないようにREC LEVELを下げていきます。 LEVELを10以下に下げても、レベルメーターが-12?6dBに達していれば、音は録音されています。
マイクの許容入力を超えた音を録音しようとしています。 このまま録音すると、常にひずんだ音で録音されてしまいますので、楽器やスピーカーなど音源となるものから出来るだけ離れた位置で、再度、録音レベルを調整してみてください。
録音EQを「MUSIC」に設定して録音してみてください。
Music : 音楽の抑揚をよりメリハリのついた音で録音したいとき Voice : 会議などで声の帯域を目立たせて録音したいとき Vocal : 音楽などで声の帯域を目立たせて録音したいとき Noise Cut : 低音や高音で定在的に耳障りな音、きつく聞こえる音がある場所で録音したいとき
Low : 音場の中心の音(本機の正面の音)が弱めになり、2マイクステレオ録音に近い音場イメージになります。 High : 音場の中心の音(本機の正面の音)が強めになり、中高域の情報量も少し増えます。 |