記録・通信型アルコール検知器「CAX-AD300」を発売

2022年4月より、道路交通法の施行規則の改正^※2が段階的に実施されています。それに伴い、事業者には、安全運転管理者による運転者の運転前後における酒気帯びの有無の確認と記録の保存が義務化され、その確認の方法にアルコール検知器を用いることを必須とする方向で検討されています。それを見据えて当社は、対象となる事業者が検査、および測定結果の記録・管理がしやすいよう、通信機能を搭載したアルコール検知器を開発（2022年3月25日広報発表）。このたび、その商品化を実現し、記録・通信型アルコール検知器「CAX-AD300」として発売します。

本機は、Bluetooth^®を搭載することにより、スマートフォンとの連携^※1が可能。運転者のアルコール濃度を検査後、その測定結果と測定者情報（写真データなど）をスマートフォンのメール機能を使用して管理者のPCに自動送信します。検査と同時に測定者の顔が自動撮影・記録されるため、なりすましを防止し、また測定後に測定結果が自動送信されるため、測定データの改ざんも防止し、信頼性・確実性の高い運行管理を実現します。また、測定結果などを管理者がPCで管理できるよう、専用の管理ソフトウエア（無料）^※3を用意し、「メール受信」ボタンで、スマホアプリから送信された測定結果をワンクリックで受信・管理することが可能です。

当社は本機を、アルコール検知器の導入を要する事業者に向けて、道路交通法の施行規則の改正^※2への確実な対応、さらにはコンプライアンスの強化に向けた取り組みにつながる商品として提案し、酒酔い・酒気帯び運転のない世の中の実現に貢献していきます。

本機はBluetooth^®の搭載により、スマートフォンとの接続、連携^※1が可能。測定中は、本機でアルコール濃度の測定を行うとともに、スマートフォンで測定者の顔を自動で写真撮影します。この測定結果と測定者情報（写真データなど）は、スマートフォンの通信機能を使用して管理者のPCに自動でメール送信することが可能です。

管理者が測定結果と測定者情報を管理しやすいよう、PC用の管理ソフトウエア（無料）^※3を用意。同ソフトウエアにより、スマートフォンから受信した測定結果をワンクリックで受信し、運転者ごとのIDと照合し、測定履歴とともに管理することができます。また、本機とPCをUSB^※4で接続することで本機の測定履歴をPCで管理、保存することも可能です。

※4：USB接続にはPC接続ケーブル「CAX-AD300PU」（別売）が必要です。

高精度・高品質の日本製電気化学式ガスセンサーを採用。アルコール以外の成分に干渉されにくく、優れた反応精度を実現します。さらに、オートクリーニング機能により安定した測定精度を保ちます。

10,000回の測定に対応し、1日に複数回測定しても長期間^※5の使用が可能です。また、使用回数が10,000回を超えるとセンサー交換マークが点滅するため、センサー寿命を知ることができます。

※5：センサーの寿命は使用開始後1年もしくは10,000回測定した場合のどちらか早い方となります。

環境に配慮した取り組みの一つとして、センサー寿命により使用できなくなった本機を回収、センサー交換などの整備をするメンテナンスサービス（有償）を予定しています。

電池を使用せずに本機を据え置きで使用できるAC電源ケーブル「CA-AD300AC」（希望小売価格：オープン価格、市場想定価格：3,500円（税込））とPC管理ソフトへ有線でのデータ転送に使用するUSB接続ケーブル「CA-AD300PU^※6」（希望小売価格：オープン価格、市場想定価格：2,000円（税込））をオプションとして用意しています。

※6：「CA-AD300PU」での本体への給電は行えません。

※7：市販の直径4～6mmのストローが使用できます。

• Bluetooth^®とそのロゴマークは、Bluetooth SIG, Incの登録商標です。
• Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
• IOSは、Ciscoの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
• AndroidはGoogle LLCの商標です。
• SIAAマークはISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。
• その他記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。