アマチュア局に関する規則等の改定により、下記のように周波数の拡大などがおこなわれました。
・1.8MHz帯の拡大および運用可能な電波型式の追加。(2020年4月21日より)
・3.5MHz帯の拡大。(2020年4月21日より)
・7MHz帯の拡大。(2009年3月30日より)
・135kHz帯の新規割当て。(2009年3月30日より)
・475kHz帯の新規割当て。(2015年1月5日より)
弊社の製品につきましては、下記の様に対応しております。(2020年11月末現在)
弊社のHF/オールモード・マルチバンド機(1.8MHz帯での運用が可能なもの)につきましては、TS-50S/D/Vの一部(※)を除き、拡大された周波数(1.800~1.810MHz、1.825~1.875MHz)でもそのまま送信が可能です。
なお、2020年4月21日より追加された電波型式での運用につきましては、「工事設計書の記入例」をご参照ください。
弊社のHF/オールモード・マルチバンド機(3.5MHz帯での運用が可能なもの)につきましては、TS-50S/D/Vの一部(※)を除き、拡大された周波数(3.575~3.580MHz、3.662~3.680MHz)でもそのまま送信が可能です。
弊社のHF/オールモード・マルチバンド機(7MHz帯での運用が可能なもの)につきましては、TS-50S/D/Vの一部(※)を除き、拡大された周波数(7.100~7.200MHz)でもそのまま送信が可能です。
一部のロット(本体底面の機種銘板に記載されているシリアルナンバー表記が、「S/NO.603xxxxx」よりも前の製品)では、上記の拡大された周波数で送信できないものがあります。弊社通信機サービスセンターにて有償で改造を承ります。
詳しくは、弊社通信機サービスセンターまでお問い合わせください。
(改造方法の開示や改造用部品の販売はおこなっておりません。また、改造用部品の在庫状況などの理由により、対応を予告なく終了させていただく場合がございますのでご了承ください。)
下記の製品は、135kHz帯(135.7~137.8kHz)および475kHz帯(472~479kHz)の受信が可能です。
TS-990S/D、TS-890S/D、TS-590SG/DG/VG、TS-590S/D/V、TS-950SDX、TS-950S/SD/V、TS-870S/V、TS-850S/SL/D/V、TS-440S/V
また、下記の製品は、背面のDRV(ドライブ出力)端子から135kHz帯および475kHz帯の出力(約0dBm:1mW)が可能です。(アンテナコネクターからの送信には対応していません。)
TS-990S/D、TS-890S/D、TS-590SG/DG/VG、TS-590S/D/V
なお、TS-990S/D、TS-590SG/DG/VG、TS-590S/D/V につきましては、2015年1月に実施したファームウェアアップデート以降のものから475kHz帯の出力に対応しています。ファームウェアは、下記の弊社Webサイトからダウンロードし、お客様ご自身でアップデートしていただけます。
https://www.kenwood.com/jp/cs/com/vup/
・上記の製品のドライブ出力を使用して送信する場合は、適合表示無線設備としての手続はできません。保証業務実施者の保証を受けるなど、別途手続が必要です。(免許手続全般につきまして、弊社ではサポートしておりません。必要に応じて管轄の総合通信局や保証業務実施者などにお問い合わせください。)