TS-590 Gシリーズは100種類のメニュー機能を搭載。メニューキーと十字キーの組み合わせで、直感的に操 作可能です。7セグメント表示部にメニューモードを表示。13セグメント表示部にはその内容のガイダンスをスクロールしながら表示。さまざまな細かい操作ができます。
あらゆる状況下で、優れた視認性を発揮する大型のディスプレイ。従来のアンバーとグリーンに加え中間色の色調 も選択できるようになりました。また、アンバーからグリーンまで10段階で可変できます。
従来のスプリット周波数設定方法に加え、スプリット設定機能を装備しました。これにより、SPLITキーを長押しし、2kHzアップ指定の場合には、テンキー「2」を押すと簡単に設定することが出来ま す。また、シンプレックス動作でXITのみONの場合には、XIT周波数をTF-SETで変更できます。テンキーは、バンドダイレクトキーとなっています。各バンドには3つのメモリーがあり、普段使っている周波数をすぐに呼び出すことが可能です。
PCコントロール用に装備されたUSB接続端子を利用すれば、USBケーブル1本でトランシーバーのコントロー ルと送受信音声の伝送が可能です。
※USBオーディオは原理的に遅延があります。タイムラグの影響を受ける用途には使用できません。
※関連するフリーソフトは、ケンウッドWebサイトからダウンロードできます。
ARCP-590G(ラジオコントロールプログラム)によって、ほぼすべての機能がPCでコントロールできます。各種 機能設定やメモリーチャンネルの管理などもPCから可能になります。また、ボイスメッセージの録音、削除もARCP-590Gより操作が可能です。さらにARHP-590G:ラジオホストプログラムを使用することで、KENWOOD NETWORK COMMAND SYSTEMによる遠隔操作を実現します。
機能の状態に応じて異なるビープ音が鳴るので、状況を直感的に判別できます。
プログラマブルファンクション(PF)キーによく使う機 能や特殊機能を割り当てることができます。TS-590 Gシリーズでは従来のP Fキーに加えてMULTI/CHツマミのプッシュSWにも機能を割り当てることができます。キーイングスピードなどのレベル設定機能に割り当てれば素早い設定が可能。さらにRIT/XIT/CLキーもプログラマブルファンクションキーとして使えます。
●使いやすさを追求、多彩なメモリー機能
最大120種類※1の周波数メモリーを搭載。それぞれに8文字まで名前を付けられるメモリーネームにも対応し ています。また、運用周波数を変えずに、メモリー内容を確認できるメモリースクロール機能や、メモリー内容を他のチャンネルにコピーできるメモリーチャンネル間コピー、ワンチャンネルメモリークリア、メモリーロックアウト、メモリーシフト、メモリー内容/周波数の一時可変なども採用。ワンタッチでメモリーできる10チャンネル※2のクイックメモリー機能も搭載、メモリーシフトやメモリー内容の一時可変も可能です。
※1:区間指定メモリー、拡張メモリーチャンネル含む。
※2:チャンネル数は3/5/10チャンネルから設定可能。
●多彩なスキャン
メモリースキャン機能としてプログラムスキャン、メモリースキャン、グループスキャン、サブトーンスキャン、CTCSSスキャンなど数多く搭載。さらに注意深くチェックしたい周波数周辺で自動的にスキャンスピードを遅くするプログラムスロースキャンにも対応しています。